2018.12.29|年末のご挨拶
平成最後の年末を迎えています。
昭和から年号が変わりこの30年間、私の人生は大きく変容する日々でした。
育児まん真ん中の平成の始り、育児は育私でした。両親と大伯母を見送りました。介護をする日々は私に色々をことを教えてくれました。人の最期の姿は、その人の生き様が集約されていると思いました。よく死ぬためには、よく生きなければと思いました。思い通りにならないことがあっても、それも抱えて及ばずながら前向きに生きることを毛穴から掴んだ気がしています。
日本は、バブル経済の崩壊から立ち直れない中、少子高齢社会が進み中国がアジアで存在感を増しています。日本は、元気のない国になっています。そして新しい生き方を模索しているようにも感じています。
私も模索しているひとりです。
私は、今年ほど心理学を学び続けていることに感謝をした年はありません。秋に、京都、修学院で受講したMSC(Mindful Self Compassion)ワークショップの余韻が未だに続いています。今でも自分の中に変容が続いています。平成最期の年に今まで探し求めていたお宝に出会えてしまった気分です。
MACは、瞑想しながら困難を感情を向き合い、さらにその感情とまるごとの自分を労り続ける作業ですが、これはなかなハードな作業です。しかし、脳の過活動が収束しているのを実感している今、この作業を止めるわけにはいきません。
漸く、いままでの人生の経験が仕事に活きていると感じています。
試行錯誤して生きていることが正に人生の醍醐味です。
まだ、道半ばではありますが、この学びを臨床に活かしていきたいと思っています。
クライエントと一緒に手を携えて歩んでいきたいと思っています。
さぁ、2019年は、どのような年になるでしょうか。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
2019年もどうぞよろしくお願い申し上げます。