2014.04.15|脳が楽になるということ
飴屋法水さんが『ブルーシート』で岸田戯曲賞を受賞なさった。
書籍は、4月18日配本だそうだ。
帯に書かれていた言葉が身体にささっている。
気持ちがスッと楽になるというか、脳が楽になる感覚だ。
帯には、こう書かれてある。
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人は、見たものを、覚えていることが、できると思う。
人は、見たものを、忘れることが、できると思う。
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人は、感覚だけでは処理しきれない苦しみの中でキャッチ
できる言葉に出会った時に初めてそれを対象化できるようになる、と
友人から聞いたことを想い出す。
そうか、人は、その言葉で整理される体験に気が付くと、心の中に落ちてゆくという
流れができるのか。